ブログで検索意図を読む例。「ママ!マスクがない!」

メルマガでお送りした内容です。
りあこです。
「ママ!マスクがない!」
「ママ!水!」
あなただったらどう答えますか?
昨日の朝、
うちの長女ちゃんが
「ママ!マスクがない!」
と叫んでいたんですね。
私はあいにくお手洗いの中で
「マスクがないんだ」
と思っていたのですが
お手洗いから出たら
なんか、長女ちゃんが
怒っているわけです。
「なんで聞いてるのに
返事してくれないの!」と長女ちゃん。
いや、だって
マスクがないんでしょ?
マスク無いんだ、って思ってたよ。
「もーいいから!マスクはどこ?!」
はい。
はじめて『 質問 』になりましたね。
これなら答えられます。
「マスクは押入れにあるよ。」と。
めんどくさいママですか?(笑)
いやでも、
「ママ!マスクがない!」
これは質問ではなく
『状況説明』ですよね。
私から言わせれば
マスクがないんだね、で終わりです。
「ママ!水!」
こちらにいたっては
文章が間違っています。
ママは水じゃない、で終わりです。
めんどくさい親ですか?(笑)
でも、いい『大人』でも
これができていない人は多いのですよ。
というのも、
私は普段
ブログを書く時に
どんな人が
どんな言葉で
ネット検索をしているか?
『検索キーワード』を
調べまくる作業をしているのです。
たとえば、こちらのキーワード。
『自転車の鍵 スペアもなくした』
だいぶ悲壮感がただよっていますが(笑)
「ああ、この検索をしている人は
いま『思考が停止』している状態だな」
と私は感じるのです。
だって、自転車の
スペアキーをなくしてしまったのなら
知りたいことは
「自転車 鍵 紛失 開け方」
「自転車 鍵 なくした 対処法」
「自転車の鍵 無くした 作る 値段」
ということですよね。
「自転車の鍵 スペアもなくした」
↑ これは『状況説明』です。
最近は、
Google先生も賢いので
検索キーワードが
ただの状況説明だったとしても
「あなたの知りたいのはコレのこと?」
と検索結果で『提案』してくれます。
検索結果「自転車の鍵 スペアもなくした」
ね?Google先生は賢いでしょう。
ただ、
Google先生にも
『限界』があるのです。
たとえば、
「ママ!水!」みたいに
検索ユーザーさんの
状況説明がわかりづらいとき。
この人が何を知りたいのか
Google先生には読み取れないことがあります。
ママならわかりますけどね(・д・)
そもそもインターネット上に
『答えがない』ときも
Google先生は困ってしまうんですね。
Google先生は
自分で答えを作れるわけじゃなくて
だれかの書いた答えを
『探してくるだけ』ですから。
まぁ、私なら答えられますけどね。
大人なんで。(・д・)
ブログの仕事は
検索ユーザーさんの
『検索意図』を読み取ること。
ちょっとアタマを働かせれば
だれにでもできることなんですよ。
■あとがき
「ママ!水!」
もしこんなことを夫に言われたら
私だったら
オチリをパーンしますね。(・д・)